・ブリージングの発生が無いため、均一の密度を保つ。
・水との接触による材料分離、気泡の消滅は見られない。
・材料分離、気泡の減少による材料沈下が起こり、上部に空洞ができている。
・骨材の沈降が見られる。
・注入材料が水より軽いため下部に著しい空洞が生じる。
・気泡の減少による上部の空洞の発生が見られる。
繊維物質と多孔質骨材を使用した材料は、水との接触断面が希釈・溶解されることが少なく練混ぜ密度が一定に保てるため、水中での充填で可能。
安定した微細な独立気泡は消泡が無いため、長時間にわたり独立気泡のベアリング効果を発揮できるので、長距離圧送が可能。
セルクリートモルタルの流体密度が安定しているため、圧送中及び圧送後も材料分離が少ない。
繊維物質と多孔質骨材の相乗効果によりブリージングを抑制するため、体積の収縮が少ない。
長距離圧送による注入口・吐出口設置の減少、濁水発生による産業廃棄物排出の軽減による付帯工事費・仮設費の軽減、土工事減少による工期短縮を図ることが可能。